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■オトナアニメを買ってきた
Vol.10はマクロスF後半の特集。
アルト役の中村悠一さんや河森正治総監督のインタビューなど、濃い内容でした。
背景や動画などを担当された方へのインタビューもあり、シェリルのストロベリーブロンドがいかに手の込んだ画だったのかを知って感動。何しろ手がかかるため、一話の中で使えるカット数が限定されていたとの由。
もうひとつ感動したのは、監督インタビューでラスト、シェリルを殺す(汗)というアイディアもあったけど、情が移って生き残ることになった、というくだりがありました。
すごい。
シェリルというキャラクターは、監督や脚本を、その魅力でねじ伏せて生き残ったんだ。まさに、キャラクターに生命が宿る瞬間を目にしていたんですね。

マクロスFのファンサイトを巡っていますと
「全体でストーリーを見返してみて、ミシェルが死んだ意味が判らない。意味が無いんじゃないか」
というご意見をチラホラと見かけます。
ミシェルという魅力的なキャラクターを惜しむ気持はよく分かります。
しかし、同時にゲーム方面でシナリオ制作に関わっていた私には
「ファンの要望に作者が負けて、死ぬべきキャラクターが生き返えってしまえば、物語が死んでしまう」
という真理も実感を伴って理解できるのです。
ホラー小説の名手スティーブン・キングが『ミザリー』で告白したように、物語を作り上げるという作業は、どこまでも孤独で、かつ利己的なものだから。

だからこそ、シェリルが生き残ったことを祝福したいと思います。
こんなにも魅力的なキャラクターをありがとう、マクロスF。

■劇場版で発表されると言うシェリルの新曲が待ち切れずに
マクロス関連作品のサウンドトラックを聞いているのですが、今日マクロスⅡのサウンドトラックを入手できました。
聴くと、結構、楽曲に注力しています。ボーカル曲も良いし、BGMもエヴァンゲリオンで活躍した鷲巣詩郎さんです。
でも、微妙に黒歴史にされているのでしょうか。オフィシャルから発表されている年表や、PSPのゲームでもⅡは取り扱われていません。最新作のマクロスFから見ても未来の話なので、組み込みづらいのかも知れませんね。

■Podcastで万葉集を聴く
iPodユーザーの方はご存知かと思いますが、Podcastと呼ばれるWeb放送があります。
iPodにダウンロードして視聴するのですが、最近見つけたお気に入りに『NipponArchives 万葉集 ココロ・ニ・マド・ヲ』というチャンネルがあります。
万葉集に収録された和歌を一種ずつ、映像と朗読で紹介しています。

 朝寝髪(あさいがみ)
 我は梳(けづ)らじ
 愛(うつくし)き
 君が手枕
 触れてしものを
  巻十一・二五七八 作者不詳

この句を見て、アルトの腕枕で眠るシェリルの姿が浮かんでしまいました。
アルシェリ脳も重症ですね^^

2008.10.13 


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